オタクの彼女
水曜日, 9月 29th, 2010オタク友人ことタケダ君の誘いで、今日彼女と会うことになっていた。彼女いない
暦33年のタケダ君に彼女ができたというのは、まあ、僕にとってもある意味おめで
たいことだったからだ。
オタクといえども、彼女はやっぱりほしくて、自分の自慢話をうんうん優しく聞い
てくれる人がいればどんなに人生バラ色だろうと常日頃思っていたわけだ。
なんだ、うちらと変わらないじゃん。ただ、引きこもり率が常人と少しだけ高いだ
けなんだろう。
待ち合わせのレストランにタケダ君を待っている途中で、背が170くらいで全体的
にすらっとした、雰囲気の女性が横に立っていた。今時見ない、読書が似合う女性
だなってちらっと思った。
ほどなく、タケダ君が到着した。
「ご、ごめん。お、遅れてしまったよ。現地待ち合わせで彼女は先に来ててもらっ
たんだ。」
ん?彼女が先に来ててもらったんだって言ったな、タケダ君は。彼女ってどこに
いるのかな。
「ほ、ほら、さっちゃん。。隣にいるやからが、前から話をしてたタナハシ君だよ」
「こんにちは」
今年一番のディープインパクトだった。これは不釣合いにもほどがある。僕の中で
読書が似合う女と思っていた隣に立つ女性が、オタッキーたけだの恋人だったのだ。。